ニュースリリース  
   

スターツCAM、応用地震計測で地震時の免震建物挙動情報取得活用と防災ソリューションを構築するデータ協業に合意
 
スターツCAM株式会社と応用地震計測株式会社は、この度、地震時のビルの挙動(ゆれ)を観測して、建物の安全性、被災度の確認、判断をおこなうためのローコストな小型地震観測システムの開発、運用を共同で進めることに合意しました。
本システムは、応用地震計測の開発する小型地震観測システムをスターツCAMが建設、運用管理する免震ビルに設置し、地震時や台風時の揺れを観測し免震建物としての性能評価やビルの健全度の評価を行います。また、地震発生時には、各ビルの被災度を判定、初動対応やその後のメンテナンスにこの情報を活かし、免震建築と併せて、減災に向けて防災ソリューションとして活用していく予定です。2020年9月より、順次設置運用を開始する予定です。
「建物はすべてデータになる。」スターツCAMが提唱するBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)におけるビッグデータの一つとして、本システムで収集された地震時の建物挙動情報は、将来的に長期モニタリング等に役立たせることを目指しております。
 2020.08.21
 
【両社のプロフィール】
■スターツCAM株式会社
スターツCAMは賃貸住宅や高齢者施設等の設計・施工、土地有効活用のご提案、資産運用についてのコンサルティング業務を専門としております。社名のアルファベット「 CAM(シー・エー・エム)」は、「Construction(建設)and Asset Management(資産運用)」を略したものです。免震建築やBIM-FMをはじめとした建築技術と、スターツグループのコンテンツを用いたご提案でお客様の課題を解決します。特に免震建築に関しては、営業・設計・施工・免震点検・免震建築賃貸紹介・免震建築管理まで、グループ一貫して行い、お客様へ安全安心をお届けするだけでなく、免震建築の普及、免震建築の価値を高める取り組みを続けております。
■応用地震計測株式会社
 応用地震計測は地質コンサルである応用地質株式会社グループの地震計部門として設立され、客先のニーズにお応えした地震計等の自社開発、設置及び保守・点検・更新業務や地震計ネットワークシステム・緊急地震速報受信システムなどを、設立から25年に亘り国内外に提供しております。近年急速にIoTサービスの市場が広まる中、対応できるスペックを備えたローコストな地震計を開発し、低価格化を実現したことで、より多くの精度の高い建物の揺れ情報を簡便に取得し、質の高い情報を提供することが可能となりました。本提携を通じで、建物の価値化へ役立つシステム作り、地震防災ソリューションを構築し、地震災害の軽減に貢献してまいります。
 
 
 
 
 
 
 
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